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介護うつ・食欲不振・睡眠障害・疲労感・倦怠感・不安感・焦燥感・憂鬱感・思考障害

2021年03月30日

■介護うつにならないために■
介護うつは、介護に関わる人なら誰でもかかる可能性があります。「私は大丈夫」という思い込みは危険。介護者本人も家族も、介護うつという病気があることを認識し、少しでも思い当たる症状があるときは早めに相談したり、受診したりすることが大切です。
介護者側が平素から全力投球することを前提とするのではなく、訪問介護やデイサービス、ショートステイなどを定期的に利用して、自らの身心の健康を維持しましょう。

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■今回の介護豆知識のテーマは、「介護うつ」です■
「介護うつ」という言葉を聞いたことはありますか?介護を行う側は、肉体的な労力を使うだけでなく、精神面での緊張も強いられます。特に家族が在宅で介護するケースでは、介護者の身心の負担が大きくなり、疲れが蓄積してうつ病になることがあります。これが、介護うつです。
今回は、現在介護をしている人、これから身内の介護を始める人のために、介護うつの原因と対策についてご紹介します。


★こんなサインは赤信号!介護うつの症状★

介護うつは、介護者がうつ病を発症することです。「介護うつ」という病名があるわけではありませんが、れっきとした病気であり、治療が必要になる場合もあります。一般的に、うつ病の初期は本人も周囲の人も気付きにくく、知らないうちに病状が進行してしまうことが多いため、注意が必要です。

では、介護うつにはどのような症状が見られるのでしょうか?

●食欲不振
「うつ病」を患っている人の多くに現れる症状の一つです。何を食べてもおいしくないと感じるようになり、食欲がなくなります。物をあまり食べなくなるので、体重減少にもつながります。

●睡眠障害
食欲不振と同様、うつ病と呼ばれる病気の症状として多くの人に見られるものの一つです。寝つきにくい、眠っている間に何度も目が覚める、朝早く起きてしまい十分な睡眠がとれない、などの症状が現れます。

●疲労感や倦怠感
激しい運動や長時間労働をしているわけではないのに、体がすぐに疲れてしまい、いつもだるく感じるようになります。中には、ひどい肩こりや頭痛がする人もいます。体が重く感じられるために何をするのも億劫になり、活動する意欲が衰えて無気力になります。

●不安感や焦燥感
原因不明の焦りや不安な気持ちが付きまといます。イライラして気持ちが落ち着かなくなることもあります。人によっては、同時に神経質になり、騒音や物音が気になるようになります。

●憂鬱感や思考障害
気分が落ち込んで物事に消極的になり、人と会話することが億劫に感じられます。その結果、周囲の出来事や話題に興味・関心が少なくなって、一人の世界に入り込むようになります。
思考障害が起こると、頭が思うように働かず、仕事の効率が落ちます。また、物事をネガティブに考えるようになり、「自分なんかいないほうが良い」と自殺願望を抱くケースもあります。

上記の症状が1日中見られ、さらに連続して2週間以上続くと、うつ病の可能性が高いといえます。症状が進行すると日々の生活に支障を来すため、「もしかしてうつ病かな」と思ったら、早めに手を打つようにしましょう。


★真面目すぎる人は注意!介護うつの原因★
介護者が介護うつに陥ることがあるのは、なぜでしょうか。介護うつの原因についてご紹介します。

●介護うつになりやすい人の特徴
・責任感が強い
責任感が強い人は、「自分の家族なのだから、自分がしっかり頑張らなくては」という気持ちが大きくなりがちです。途中で疲れを感じたり、自分の体調が悪くなったりしたとしても、他人に任せず最後まで自力でやり遂げようと、自分を追い詰めてしまいます。

・真面目で几帳面
真面目で几帳面な人は、身内の介護に対してもひたむきで、すべてをきっちりこなそうとします。自分のことよりも介護を優先させてしまうことがあり、その分大きなストレスを感じやすくなります。

・完璧主義
完璧主義の人は、適度な手抜きをすることが苦手です。介護においても、「こうでなければならない」という自分の理想を実現するために、ストイックに自身を追い詰めてしまう傾向があります。介護は自分一人で行うものではなく、被介護者という相手がいる作業のため、思い通りにならずストレスをため込んでしまいがちです。

●介護うつの原因
・精神的ストレス
介護の専門的な知識や経験が少ない在宅介護者にとって、介護は大変な重労働です。被介護者が認知症の場合は、せっかく世話をしてあげても感謝を示してくれないばかりか、時には罵声を浴びせられることなどもあり、大きなストレスを感じることもあるでしょう。また、いくら献身的に介護しても症状が改善しないことに対しての虚しさに襲われるというケースも考えられます。

介護のために仕事を休まなければならないときは、その分のしわ寄せが後で来たり、上司や同僚に負い目を感じたりすることもストレスにつながります。また、介護が長期化するにつれて介護者の身心の疲労が蓄積し、「いつまで続くのだろう」と終わりが見えないことへの不安も大きくなります。

・経済的負担
介護にはお金がかかります。金銭的な余裕がないと、デイサービスなどを利用するのが難しく、すべて自分で負担することになります。介護のためにやむをえず離職するケースでは、収入が減ってしまうため、経済的な困窮が大きくなるでしょう。

・肉体的負担
入浴介助や移乗介助など、要介護者の体を抱えたり支えたりするためには力が必要なので、介護者にかかる肉体的負担は大きくなります。また、介護者が仕事をしている場合、過労による体調不良がうつ病を引き起こすことがあります。

・孤独
家族や親戚の介護をする場合、誰か一人に介護の負担が集中してしまうと、家族間でトラブルが発生する可能性があります。作業を分担したり、介護について相談したりできる相手がいなければ、介護者は一人で思い詰め、周囲も自分も気付かないうちにうつ病が進行してしまいます。

・燃え尽き症候群
頑張りすぎてしまい、心身が限界に達して、突然やる気を失うことがあります。これが「燃え尽き症候群」で、何もかも嫌になって捨て鉢な思考を持つようになったり、現状への不満や怒りが強くなったりします。介護の最中にも起こりますが、被介護者が亡くなった後に発症するケースもあります。


★事前にできる対策は?介護うつの予防法★
うつ病は、一度発症すると治るまでに時間がかかるといわれています。介護うつにならないための予防法を知っておきましょう。

原因となる精神的ストレスや身体的疲労を軽減することが重要です。

●「一人でやらなければ」という思い込みをなくす
何もかもを一人で行うのは困難です。最初から、そのように心構えをしておきましょう。自分自身が弱ってしまっては、一定レベルの介護を続けることができたいため、被介護者にとっても良くない結果を招きます。無理をしすぎない工夫が大切です。

●自分のストレスを自覚する
「良いことがあっても気持ちが晴れない」「物事に興味や関心が湧かない」「体がだるくて動くのが億劫」というときは、一時的な疲れと決めつけず、「今はストレスがたまっているな」と考えてみましょう。自分のストレスを自覚すれば、手遅れになる前に、その都度発散させることができるからです。

●誰かに相談する
介護のことで悩んだら、身近な家族や親せき、友人、プロのカウンセラーなどに相談しましょう。たとえ小さなことであっても、誰かに話を聞いてもらうだけで気持ちが軽くなったり、プロからのアドバイスで気付きを得られたりするものです。

●介護に関する情報を集める
地域包括ケアセンターや市町村の窓口の利用をはじめ、書籍やインターネットなどで介護に関する情報を集めることが大切です。
また、地域の行政や福祉団体が、講習会・研修会などを無料で開催することも多いので、参加してみるのも良いでしょう。介護保険や福祉政策のほか、認知症に関する知識を得ることができます。実践的な内容であれば、移乗介助などに役立つ上手な体重移動や重心バランスのコツ、褥瘡(じょくそう)防止について知る機会もあります。

●介護サービスを利用する
介護は、一人で背負い込まずに、必ず複数人で分担しましょう。家族のメンバーで協力し合うのも良いですし、介護保険適用外の有償のサービスを組み合わせるのも一つの手です。

毎日の介護の一部を訪問ヘルパーに依頼したり、デイサービス、ショートステイを活用したりすることで、介護者が自分のための時間をつくれるようになります。また、訪問ヘルパーや施設の専門家と時々接することで、普段とは違った視点から被介護者の体や心の様子、接し方などに気付けるというメリットもあります。


★もしもなってしまったら?介護うつの治療法★

実際に介護うつになってしまったら、どうすれば良いでしょうか。ここでは、介護うつの治療法についてご紹介します。

うつ病の症状が続いたときは、心療内科や精神科を受診することが望ましいですが、介護者本人が受診を嫌がるようであれば、まずは家族から医師に相談し、対応してもらうと良いでしょう。

介護うつの治療法として代表的なものには、「休養」「薬物療法」「精神療法」の3種類があります。

●休養
休養とは、介護の現場から離れることです。被介護者に迷惑をかけるのではないかという葛藤を覚えるかもしれませんが、介護者が健康であってこその介護と思い、しっかり休むことが重要です。何日か離れる期間はショートステイを利用する方法があります。ショートステイは事前予約が必要で、すぐ利用するのは難しいため、利用日が決まるまでの期間は家族や親せきら信頼できる人を頼るのがいいでしょう。

●薬物療法
薬物療法が望ましいと医師が判断した場合は、抗うつ薬を使います。うつ病の人は物事を悲観しやすくなりますが、それは脳内の神経伝達物質である「セロトニン」や「ノルアドレナリン」の働きが低下することが影響していると考えられています。そこで、神経伝達物質の働きを促す効果がある抗うつ薬を処方します。抗うつ薬は効果が現れるまでに2~3週間、薬によっては3~4週間程度かかります。頭痛、倦怠感、便秘・下痢、口の渇き、眠気、吐き気・嘔吐などの副作用がありますが、人によって症状は異なります。

●精神療法
精神療法には、主に「認知療法」と「行動療法」があります。
まずカウンセリングによって患者と一緒に問題解決を探ります。認知療法では、カウンセリングの結果をもとに、物事の受け止め方や思考方法を補正していきます。

一方、行動療法では、ある体験が体調に影響しているパターンを修正していきます。例えば、「車酔い」という条件付けがあると、ただ車に乗っただけで、まだ走り出さないうちから気分が悪くなる人がいますが、「車に乗っただけで酔うものではない」というように条件を修正し、改善を図っていきます。
最近では、認知療法と行動療法を融合し、「認知行動療法」として治療する例もあります。

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ご高齢者が寝たきりにならないようにするには、定期的な運動やマッサージが大変重要です。通常の場合、病院など医療機関が行うリハビリテーションに通うのが一般的ですが、移動、スケジュール、費用負担が大きいといった理由で敬遠される方が多いのが現状です。
また、訪問リハビリテーションを受ける場合でも、他の介護サービスの利用回数が減ってしまって、日常生活に支障が起きる場合もあります。

各種保険適用の訪問医療マッサージKEiROWは、そのようなご利用者様のためのサービスです。
医療保険が適用になるため、自己負担は一回あたり305円~455円程度になります。
また、介護保険を利用しサービス限度額が満額の方でも、医療保険が適用になるため気にせず治療に専念する事ができます。

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